住民と中村時広知事が対話する「知事とみんなの愛顔(えがお)でトーク」が24日、愛媛県松野町松丸の町コミュニティセンターであった。宇和島、鬼北、松野、愛南の4市町から農林水産業や商工業の関係者10人が参加し、1次産業の振興や後継者不足の課題について意見を交わした。
宇和島市のミカン農家の男性は、全国一の生産量を誇る宇和島産ブラッドオレンジの知名度の低さを指摘。中村知事は「ジュースやスイーツなど加工品で収益が見込める産品。日本唯一の強みを生かして売り込むべきだ」とし、都内のスイーツ店などにPRを進めている現状を説明した。